介護 健康

認知症の家族がいる人が読むべき本5選

いまや65歳以上の高齢者の7人に1人が認知症かその予備群といわれています。

私も母親が認知症を患い自分が日々介護している中で、こういうことをもっと早く知りたかったということが何度もありました。

お医者さんの中には、ただ進行を遅らせる薬であるアリセプトを処方して終わりという方も少なからずいます。その反面、少数ですがこの難病と正面から向き合っているお医者さんもいることを知りました。

今日は私が読んでためになった認知症関連の本を5冊紹介します。

1.アルツハイマー病 真実と終焉 "認知症1150万人"時代の革命的治療プログラム

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これは私がもっとも光明を見出した認知症関連の本で、ここにでてくる「リコード法」は日本では少数のクリニックでしか実践していません。その中でも著者のブレデセン博士から日本人で最初にリコード法を学んだという都内でクリニックを開いている医師のもとへ行く切っ掛けにもなった本です。

認知症は単一の原因に起因するのではなくいくつもの複合的な原因によるもので、それを著者は「屋根に空いた36個の穴を全てふさがなければ雨漏りは止まらない」と表現しています。

このいくつもある認知症の原因は単一の薬では治すことができないので、できる限り食事や栄養に気を付けて日常生活を改善していきます。

リコード法の検査にはそれなりの費用が掛かります。また、忠実にリコード法を実践することはかなりストイックな食生活を強いることにもなるので、できるところから少しずつ始めて継続していくことが大切だと思います。

2.症例DVD付き 認知症の正しい治し方

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コウノメソッドの提唱者 河野和彦先生の著書です。

「認知症は治せる」と国内で力強く唱えている数少ない臨床医ですが、コウノメソッドに感銘を受けた医師が全国に広がりを見せています。私も最初に行ったメンタルクリニックの先生があまりにも頼りないので、別のクリニックを探していた時にすぐ近くにコウノメソッドをやっているクリニックを見つけました。今もそこが主治医になっています。

コウノメソッドはリコード法のように認知症の完治を目指す治療ではありませんが、認知症が抱える多くの問題に真摯に向き合っています。中核症状と周辺症状、そして認知症患者とその介護者である家族の問題など、実に多くのことに気を配って「治療」にあたっています。

「認知症患者と介護者のどちらかしか救えないとしたら介護者を救え」というのも、そうしたコウノメソッドの考え方を示す言葉だと思います。介護者がダメになってしまったら、認知症患者も救う方法がなくなるからです。

3.ボクはやっと認知症のことがわかった 自らも認知症になった専門医が、日本人に伝えたい遺言

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「長谷川式簡易知能評価スケール」の開発者であり、日本の認知症治療をリードしてきた長谷川和夫先生による著書。長谷川式簡易知能評価スケールは日本で広く取り入れられている認知症診断の簡易テストです。その開発者である長谷川先生自身が高齢になり認知症と診断されたことを自叙伝的に語っている本です。

「認知所治療に医師として向き合ってきた人が自ら認知症になって思うことは何か?」これはこの病気と向き合っている家族には興味のあるテーマだと思います。

本書全編を通じて長谷川先生の認知症患者もしくは人間についての深い思いを感じ取ることができます。自身は書籍も執筆できるくらいのまだ軽度の認知症のようですが、それでももの忘れなどは進んでいるようです。

ご家族に認知症の方がいる人は読んでおくべき1冊だと思います。

4.解毒・神経再生治療で アルツハイマー病は治療・予防できる

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認知症関連の著書が豊富な白澤卓二先生の本です。

白澤先生の本も何冊か読みました。また白澤先生の都内でやっているクリニックでは最先端の認知症治療が受けられるので、一度電話で問合せをしたこともあります。自費診療になるので、非常に高額です。それでも今までほとんど有効な治療法がないとされていた認知症に対して、予防ができるとか治療できると断言してくれることには希望がもてます。

数百万の治療費を支払う能力がある人は本書を読んで実際に治療をされると良いと思います。そこまでの経済的余裕のない方はできることからひとつずつ積み上げていくしかないと思います。

5.すべての不調は自分で治せる

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これは認知症に特化した本ではないですが、是非、紹介したい1冊になります。

精神科医の藤川徳美先生の著書で、分子栄養学や三石巌先生の理論に感銘を受けて「高タンパク」「糖質制限」「メガビタミン」を柱に治療を進めています。

ブレデセン先生の「リコード法」とも重なる部分の多い分子栄養学ですが、この本を読むことで病気の治療が普段の生活や食事にあるのだということが理解できたように思います。藤川先生の治療で実際に認知症が改善した実例が掲載されていて、どういったビタミンやミネラルをどのくらいの量飲んだのかが具体的に記述されています。

藤川先生は広島県の方でクリニックの使命として地域の方を救うことに専念する一方、著書を通じて全国の患者に治療法を提示することを目指しているようです。

とにかく記述は具体的なので是非一度読んでください。

遠くからでも認知症家族の行動を見守ることができるカメラ

私は遠隔操作ができる下の商品とは別のカメラを使っていますが、職場から認知症の母の行動を確認できるので安心感があります。

ヘルパーさんとどんな会話をしているのかも知ることができるので、介護をトータルでサポートしてくれる便利グッズです。

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